過去問はとても大切
受験勉強をしている中で多くの人が過去問演習の大切さを語るものです。
中にはすでに出題された問題であるため当日は過去問からは出題されない、と考えて過去問は勉強する必要が無いと思っている人もいます。
しかし、過去問演習はとても大切なものであり、第一志望に合格するためには外せないものです。
ただ、過去問演習をする際にはいつから始めるか、どうやって解き進めるかということがとても大切であり正しい方法で行わなければ実力をつけることができません。
そこで合格するためには正しい過去問演習方法を知っておくことが大切です。
過去問演習を始めるタイミング
過去問演習をするためには過去問に対応できるだけの学力をつけておく必要があります。
そのため基礎力をつけてから取り組むことが必要です。
一般的には高校3年生の夏休みまで基礎力強化に取り組み、夏休みが明けてから本格的に過去問に取り組むのが理想的なペーストされています。
しかし、人によっては部活の引退が遅かったり基礎力がついていなかったりして9月には過去問演習ができない場合もあり、そういった時は無理に過去問演習を始めても成果につながらないです。
このような場合には焦らず基礎力強化に努めるようにしたり、基礎が仕上がった科目から過去問演習を始めるようにしたりすると効率よく勉強ができます。
過去問は実践的練習にとても効果的
どの学校も過去問を解いていると学校の傾向というのが見えてきます。
だいたい同じ人が試験問題を作っているためによく出る問題、出題形式といったものが固定されていることが多いのです。
そのため過去問を解いておくと少しずつ学校の傾向がわかってくるので試験当日の時間配分や解きやすい問題などの戦略が建てられるようになります。
基本的に第一志望の学校・学部は過去問を5年分、それ以外の学校でもできれば3年分は解いておくことが一般的です。
過去問は1度解くだけでなく何度も解いていきます。
何度も解く必要があるのかと思う人もいますが、実際に解いてみるとその必要性はわかるものです。
何度も解いて満点が取れるように仕上げていきます。
最初に解いたときには合格に必要な点数が取れないことが多いです。
その際、合格できなかった理由は人によっていろいろなことが考えられます。
自分の実力がなかった以外にも時間配分が悪かったこと、見直しができなかったことなどが原因として考えられ、そういった問題点を解決していくことで得点が取れるようになるのです。
解きなおしをしてわからなかったところの理解をすること、分析をすることまでが過去問演習となります。
そのため何回も解きなおすにはかなりの時間が必要です。
計画を立てて進めていくことが大切になります。