多様化する大学入試
昔は大学入試といえばだれもが試験会場で英語や数学などの試験を受けるものだと思っていました。
しかし最近では試験の仕組みも多様化しており、推薦入試やAO入試といった試験で入学する人も多いです。
推薦入試とは大学から指定された特定の高校が、少人数の生徒を推薦して行う入試方法です。学校を選別した上に高校側でも生徒を選別するため、推薦入試での合格率はほぼ100%と言われています。
AO入試は、学力よりも、大学ごとの期待する人物像に合っているかどうか、という所を重視する入試方法です。
こういった試験形式は特別な対策が必要ですが、早い段階で合格を決めることもできます。
そういった点からもAO入試で合格したいと考えている人も多いです。
文章を書くことが苦手な人はこういった受験形式では合格できないと思うかもしれません。
しかし、実際には練習をすれば誰でも丈夫な文書をかけるようになります。
そのため合格したい、この学校でこのような勉強をしたい、という強い気持ちを持っていることが大切です。
そのような気持ちがあれば練習次第で合格を勝ち取ることもできます。
AO入試で自分の気持ちをアピールする
AO入試ではエントリーシートを作成します。
内容としては受験生本人の意見や考えが中心です。
もちろん文章の構成や誤字脱字のチェックも必要ですが、その内容が最も注目されます。
>> AO入試のエントリーシートの書き方についてアドバイスお願いします。
文章を作成するにあたっては思い付きで書くのではなくしっかりと筋道立てることが大切です。
最初にどういったことを書きたいのか考え、ゴールを決めてそこに向けての文章を書き進めていきます。
どうしても自分の考えていることを書いていると途中で熱くなってしまい文章が脱線してしまったりまとまりがなくなったりしがちです。
だからこそ構成を考えてどのように書いていくかある程度の筋道を立てたうえで書き進めていくとうまく書くことができます。
文章の添削は必ずしてもらう
エントリーシートを作成する際には必ず下書きをして清書をすることが原則です。
下書きしたものは自分でも誤字脱字がないか、わかりやすい文書化ということをチェックしますが必ずプロにも添削をしてもらいます。
学校の国語の先生や予備校で論文の授業を受けている人は論文の先生に依頼をするのもおすすめです。
添削をしてもらったら誤字脱字のチェックはもちろんですが文章の内容についても返答がもらえます。
より分かりやすい表現を提案してもらえたり、内容としてより良いものがないかのアドバイスがもらえたりと自分では思いつかないような意見ももらえることが多いです。
自分で書いているとどうしても意見や内容が偏りがちですからほかの人からの意見をもらえるととても参考になります。