受験中の友人関係
受験期間中は友人関係にも変化が生じます。
大学受験は特に早い人は夏休み前から進学先が決まり、遅い人は卒業式の段階でまだ進学先が決まらないこともあり、半年ほど差が生じるのです。
そのため、早めに進学先が決まった人とまだ受験中の人とではどうしても距離が生じてしまいます。
また、同じ大学を志望していても1人は合格してもう1人は不合格となってしまったり、同じタイミングで受験をして合否がわかれてしまったりすることも少なくないです。
こういう時、素直におめでとうと言いたくても思うように言えないこともあります。
そういったことが起きた際も友人関係に変化が生じてしまいかねないです。
特に受験期間中はナーバスになりやすいですから普段は聞き流せることも聞き流せなくなってしまうこともあります。
そのような状況になると、友情に亀裂が入ることもあるのです。
受験期間中の友人関係は距離感が大切
受験期間中はいつも通りに接しているつもりでも相手を無意識のうちに傷つけてしまうこともあります。
また、自分と相手とで置かれている状況が異なる場合もあり、そういったときには険悪なムードになりかねないです。
自分は勉強をしたいと思っているのに相手は気分が乗らない、といったこともありますから常に一緒に行動するというのは難しくなってきます。
もちろん、友達と一緒に勉強することで互いに意識して集中力が高まるということもあり、一緒に勉強をするということは決して悪いことばかりではないです。
しかし、状況によって関係性は変わることもありますからほどほどに距離を保つよう心掛ける必要があります。
遊びに行く場面、休憩をする場面、家に帰って友達とメールをする場面など友達がかかわってくる場面は意外と多いものです。
しかし、相手に気を遣わせないためにも、自分自身が嫌な思いをしないためにもあまりにも頻繁に連絡をしたり長時間拘束をしたりすることは避けるほうがお互い気持ちよく過ごせます。
もしも、勉強をしていて一緒に休憩をしたいと思ったりストレス解消のために電話をしたいと思ったりした場合にはタイマーを活用するのがおすすめです。
時間を決めて接することによってどちらかが終わりを切り出して気まずい気持ちになることもなく休憩が終われます。
お互いにライバルとして切磋琢磨できる良い関係であれば受験期間中もとても良い友情関係が築けます。
しかし、お互いに足を引っ張りあうようなことにもなりかねないですし、受験結果も必ずしもお互いにとってベストな結果になるとは限らないです。
特に合格発表については自分から聞かずに相手からの連絡を待つようにしたり、お互いに勉強第一にするように心がけたりすることで良好な関係を築くことができます。