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施設や設備の充実度を確認しよう

大学選びは施設確認も大切

大学を決める際、施設の状況も大切な確認ポイントになります。施設の確認というのは単にきれいである、建て替えがされているといったことではないです。

たしかにきれいな校舎の方がかいてきですし気持ちよく勉強ができます。しかし、それ以外に大学での勉強内容を深めやすい施設になっているかということを確認することが必要です。そこで、ここでは具体的にどういった施設であるかの確認が必要なのかを紹介していきます。

確認すべき施設って

大学の施設の中には講義やゼミに使われる教室以外にも実験や実習のために使われる施設や体育館などの施設、売店などの施設、図書館といった施設があります。その中でも大学での学びにかかわる場所が教室や研究室です。

◇教育棟

授業が行われる教室がある校舎は教育棟といわれます。教育棟には多くの学生が授業を受けられる大規模な教室以外にも中規模・小規模の教室がありますし、それ以外にもゼミで使う小さな部屋もあり、こういったいろいろなサイズの教室を取り揃えているのが一般的です。

教育棟の施設見学の際には教室の大きさやきれいさ、数といったことだけでなく設備の内容も確認します。冷暖房が完備されているか、プロジェクターや音響設備があるか、といったことを確認すると設備環境が整っているかがわかるのです。

◇研究棟

次にゼミや研究室がある場所は研究棟と呼ばれます。この研究棟は名前の通り研究をするための場所です。そのため研究の質に影響するのが施設の充実度であり、これは学校選びでもとても大きなポイントとなります。

研究施設の広さ、取り揃えられている機材といったものは大学に入ってからできる研究内容を決めてしまうものです。そのため学校見学の際は自分の目で確認するだけでなく在校生や教員への確認をしていきます。最新の機器がそろっているのか、研究をする際に不足する機会がないのかということを確認しておくと自分が研究したいと思っていることができるかどうかがわかるのです。

◇資料室

それ以外にも図書館や博物館などの資料室の充実も大切になってきます。図書室の蔵書が多くなければ学内で読みたい本が思うように借りられないです。

特に、ゼミに入ってからの研究をする時期には参考文献としてたくさんの資料が必要になります。その際、大学に無い資料で必要なものがある場合には、ほかの大学や大きな図書館に借りに行ったりコピーを送ってもらったりしなければなりません。そういった面倒なことにならないように図書館の設備が充実しているかどうかは確認する必要があります。

また、図書館は次週スペースとしても充実している場所です。図書室で集中して勉強をするためにも、図書室の自習室のつくりや音への対策といったものも確認しておくと安心です。

大学の施設を実際に確認すべき理由

大学の資料やオフィシャルサイトでは、校内の具体的な様子を確認することができるため、大学にどんな施設があるかを確認しやすいでしょう。とはいえ、施設がどれほどの規模か、快適な環境かは、実際に足を運ばなければ把握することができません。

そこで、希望する大学へ入学願書を出す前は、必ずオープンキャンパスや体験入学へ参加するようにしましょう。写真でしか見られなかった教育棟や研究棟を実際に確認できれば、入学後にどんな講義を受けられるのか、どんな研究ができるのかが、イメージしやすくなります。

オープンキャンパスの日程や参加方法は、学校のホームページやパンフレットで確認できますが、全国のオープンキャンパスや体験入学の日取りを確認できる情報サイトなどを利用するのも良い方法です。

万が一、大学の施設を確認して、抱いていたイメージと異なるようであれば、別の大学のオープンキャンパスや体験入学に足を運ぶようにしましょう。複数の大学を比較検討をするためにも、進学を希望する大学はいくつかの候補を挙げておくのが理想です。